肥満になると血管の疾病や臓器の疾病などが引き起こる可能性が通常よりも非常に高くなります。中でも脳や心臓の疾病は非常に危険です。今回は心臓に引き起こる虚血性心疾患についてお話をして参ります。
虚血性心疾患は狭心症と心筋梗塞の2つを総称した呼び名です。虚血性心疾患は、肥満のほかに喫煙、高血圧、高脂血症、糖尿病などからも引き起こる可能性を持っています。高血圧や高脂血症、糖尿病は肥満から引き起こる疾病ですので、肥満を予防することで虚血性心疾患以外の疾病からも身体を守ることが出来ます。
狭心症は心臓を動かすための心筋が肥満などにより血液不足に陥る事を指します。主な症状は胸の痛みや動悸、呼吸困難などが挙げられます。心筋梗塞は心筋に血液を送る冠動脈の一部が完全に塞がってしまい心筋に血液が送られなくなり、心筋梗塞が引き起こされます。
心筋梗塞も胸の痛みから始まり、血液不足になるためにチアノーゼや冷や汗、めまい、嘔吐などの症状が表れます。以上の二つの虚血性疾患を予防、改善をするには、食事療法が有用とされています。食事の塩分摂取を抑える事により、血圧の上昇のほか虚血性疾患の予防にもなります。
また栄養素のカルシウムやマグネシウム、カリウムを積極的に摂取することにより血液が固まるのを防ぐほか心筋の収縮を円滑に進めてくれる作用を持っています。カルシウムとマグネシウムは3対1の割合で摂取することにより個々の栄養素の効果を一層高めてくれます。日ごろの食事習慣により今後の身体づくりが変わっていきますので、一度見直してみましょう。