肥満と食事はかなり密接な関係を持っています。食べる物が自分自身の身体を構成するのですから身体に悪い物を食べれば自然と不健康になっていきます。では私たちが生活する日本の食文化はどのように変化してきたのかをお話して参りたいと思います。
日本の食文化は本来、肉を食べずに魚を食べる生活でした。仏教が広まった頃、殺生を禁じている仏教は、馬や牛などの肉を食べる事を禁じていました。それから1200年間以上肉を食べる習慣は日本には根付きません。
文明開化が起こり、新たな食文化が入ったものの肉を食べたのは一部の人達のみで、全体としては変わらず野菜や魚を食べる習慣が続いていました。このように本来肉を食べなかった日本人の身体は肉の消化が基本的に向かない体の構成になっており、穀物の消化を得意とする体のつくりになっています。
日本の歴史から見ると、肉を食べるようになったのは最近の事でそれにより今まで日本では起こらなかった疾病も増えてきました。そして日本人は基本的に早食いでよく噛まずに食べる傾向があるので、肉などの消化には向いていないのかもしれません。
そして食の欧米化が進み、ファーストフードなどの高カロリーな食べ物やあまり噛まなくても食べることが出来る柔らかい料理も増え、ますます肥満に拍車がかかってしまったと思われます。ですので、日ごろ食べている物を一品変えてみたり、カロリー計算をしてみたり、一口を数十回噛んで食べるなど、セルフコントロールを行う事により現代の食文化にも対応して行けるように考えてみましょう。